ビバ☆マガ連動インタビュー

ビバ☆マガ連動!「テイルズ オブ エクシリア2」馬場プロデューサー直撃インタビュー【第2弾】全文公開!!
来たぞ!「TOX2」号!「ビバ☆テイルズ オブ マガジン8月号」 6月28日発売!

編集部(以下編):
早くも前作のキャラクターであるアルヴィンとレイアの登場が発表されました。
『TOX』のファンは「待ってました!」と喜んでいるでしょうね。

馬場英雄氏(以下敬称略):
そうですね。前作から1年後ということで、衣装がガラッと変わりました。


編:
まず、アルヴィンについてですが、彼は『TOX』の最後で、シャン・ドゥに住むユルゲンスと商売をはじめた、
という情報がありましたよね。

馬場:
ええ。新しいことを見つけて、それに挑戦しようとする姿勢を見せていました。
その流れで、『TOX2』ではユルゲンスと新しい商売をはじめています。前作でのアルヴィンは、周囲や自分にウソをついたり、
裏切る、裏切られるっていうことを繰り返してきた人間でした。
それを踏まえたうえで自分なりにいろいろと考えて、
「もうウソをつきたくない、素直な気持ちでいたい」という想いに至ったんですね。
ですので、『TOX2』では以前のような裏の組織と関わるアンダーグラウンドな生き方ではなく、
表の世界で胸を張ってまっとうな仕事をしながら生きています。


編:
アンダーグラウンドな世界とは離れつつも、かつて行っていたこと、例えばスパイ活動であったり、
情報を売り買いするような一面もあったりするんでしょうか?

馬場:
1年前までの人間関係や、さまざまなパイプもありますので、もしかしたらそういった部分を利用することはあったかもしれません。
ただ、“まっとうに生きていく"というのが彼の1番大きな決意でもあるので、商売についてはクリーンに行っています。


編:
人間関係で戸惑っている部分があるようですが、具体的にどのような感じですか。

馬場:

これまで、都合が悪いときはウソをついてサラッと相手を交わすような接し方をしてきたので、
素直な気持ちをぶつけられたときにどう返せばいいのか、とか、自分の感情を真っすぐに表現するにはどうすればいいのか、
戸惑いみたいなものが彼のなかにあるんです。でも、常にそれを表に出しているわけではないですよ。

編:
では、次にレイアですが、実家の宿屋で家事見習いをしているか、
前作の主人公であるジュードの家で看護師をしているのかと思いきや、まさかの新聞記者見習い! 彼女の心境の変化とは?

馬場:
『TOX』でのレイアは、何事もジュードを起点に考えることが多い女の子でした。
彼女のジュードへの気持ちは今でも失われていないんですけど、それだけではなく自身の意志によって行動し、
やるべきことを見つけようと思ったんです。
その流れで、1年前の冒険で見たエレンピオスや「源霊匣(オリジン)」がどういうものなのか、
自分なりに見つめ直そうとエレンピオスに足を踏み入れて、とあるきっかけで新聞記者の見習いになります。
レイアのなかで記者というのは、“真実を見抜いてありのままを届ける"という認識がある。
彼女自身、前作の冒険で、はたから聞くことと実際に見るものには違いがあると知ったので、
それを脚色せずにいろいろな人に伝えていきたい、という考えが新聞記者を目指した原動力の1つになっています。


編:
アルヴィンとレイアの『TOX2』での衣装のポイントはどんなところでしょう?

馬場:
ルドガーなどの衣装に合わせた、ちょっと現代的で落ち着いた雰囲気のデザインです。
ルドガーがいる世界に登場しても違和感がないような服。
アルヴィンの場合、前作はもっとダボッとしたルーズな着こなしでしたけど、
『TOX2』では商売人ということもあってジャケット風なデザインになりました。
とはいえ、スカーフは彼の特徴でもあるので、そこはうまく残しつつ…。


編:
レイアの場合は、前作に比べるとボーイッシュな印象ですね。

馬場:
そうですね。1番ポイントとなるのは帽子かな。
前作の女の子らしい服装もかわいかったですけど、行動派な雰囲気の今作の服装も似合っていると思います。
よく見ると、胸元にハートがあったりして、かわいらしいポイントも押さえていますし。



編:
今回、ルドガーのお兄さんのユリウスの存在も明らかになりましたが、
彼はクランスピア社のエージェントということで、戦う人なんですよね?

馬場:
そうです。
クランスピア社というのは複合企業なので、さまざまな仕事をしていて、彼はそのなかの特殊戦闘部隊に所属しています。
エージェントというのは、クランスピア社のなかでもエリートで、そのウワサが街に流れていたりもします。
例えば、ユリウスのライバルみたいな人がいたとして、「ユリウスはこうだけどあの人はこうだよね」みたいなウワサが流れたりね。
なので、エージェントになるということは、ある種有名人になるということでもあるんです。ようはステータスなんですよね。
彼らは表では要人の護衛などをしていますが、裏で秘密裏に行動することもあります。


編:
公開された画面写真を見るに、ユリウスがルドガーのネクタイを締めてあげるシーンもあり、
ちょっと過保護なくらい仲が良い兄に見受けられます。

馬場:
ええ、やっぱりルドガーのことはもっとも気に掛けています。
で、お兄ちゃんからしてみたら、自分がルドガーのコンプレックスの原因になってしまっているんじゃないかと心配もしている。
ユリウスはルドガーから見たら完璧なお兄ちゃんですから。
だから、ルドガーは「同じ会社に入ってお兄ちゃんのようになるぞ」と思うのですが、就職に失敗してそれもかなわず。
一方、ユリウスは僕たちの親がそうであるように、大変そうな姿や汚い部分はルドガーに見せないようにしています。


編:
料理などの家事をしているのはルドガーなんですよね。

馬場:
ユリウスはエージェントになって多忙な日々を送っていますから、家のことは基本的にルドガーがやります。
でも、ルドガーもイヤイヤやっているわけではなくて、一生懸命用意したご飯をお兄ちゃんがおいしいって食べてくれたら
やっぱり嬉しいんです。彼にとってユリウスは唯一の肉親だし、憧れの存在でもありますから。


編:
真面目さが全面に出ているかのような顔つきのユリウスですが、
左の眉毛の一部がなかったりと、どこかただ者ではない雰囲気が漂っているような!?

馬場:
何でもできる人で、仕事も完ぺきにこなして、メガネで堅い雰囲気がありつつも、
そういった部分でどこか危険な雰囲気を醸し出している感じですよね。
よく見てもらうとわかるんですけど、目にどことなく悲しさが表現されているんです。


編:
なるほど、一筋縄ではいかないキャラクターというのがよく伝わってきました。
あと、今回ノヴァという女性キャラクターも公開されましたが、彼女はどういった人物ですか?

馬場:
クランスピア社系列の銀行で働いており、ルドガーにちょこちょこGHSを使って連絡をしてきます。


編:
用件は、やっぱりルドガーの借金の取り立てですか?

馬場:
取り立てもあるんですけど、それだけではなくどうやったらお金を返していけるのかをサポートしてくれたりもします。
自分の立場をうまく使いながら、力を貸してくれるって感じですね。


編:
彼女との通信に使うGHSで、ほかのキャラと会話をすることもあるんですか?

馬場:
今の段階で言えるのは、イベントでGHSを使って会話をすることがあるということです。


編:
『TOX』から1年で飛躍的に文明が進化したわけではなくて、
GHSかそれに近いものは前からあったけど、前作には登場しなかったということですよね。

馬場:
はい。前作でジュードたちが断界殻(シェル)を開放したことでエレンピオスにもマナが流れるようになり、
精霊を殺さずに「黒匣(ジン)」が使えるようになったので、1年でより文化が発達したという背景はありますけどね。


編:
ところで、ノヴァの帽子にはティポのような飾りがありますし、
エルのリュックはかつてナムコ(現バンダイナムコゲームス)が発売したアーケードゲーム『バラデューク』の
キャラクターによく似ています。目が行く人も多いと思うのですが…。

馬場:
よく気づきましたね。それらは、キャラクターデザインを手掛けた奥村の遊び心です。深い意味はありません(笑)。


編:
スッキリしました(笑)。

編:
戦闘システムについてお聞きします。
まず、『TOX2』は前作の戦闘システムをベースに、どのように進化させようとしたのでしょうか?

馬場:
『エクシリア』と名のつく以上、2人1組で戦う「ダブルレイド」は欠かせないということで、
そこをベースにもっと派手だったり、気持ち良さだったりを追求したいな、と。
あと、自由度を上げたいとも思っていました。でも、自由度を上げると人によっては難しく感じてしまうので、
非常にバランスが難しいんですよね。ですので、その部分にはとても気を使って作っています。


編:
共鳴(リンク)中にゲージを溜めることで発動できる強力な「共鳴術技(リンクアーツ)」ですが、
これが「コモン共鳴術技」と「ユニーク共鳴術技」の2種類になりましたね。

馬場:
「コモン共鳴術技」は、誰とでもどの術技でも発動できて、
「ユニーク共鳴術技」は前作のように特定のキャラと特定の術技の組み合わせで発動します。
バリエーションがものすごく増えていますよ。


編:
共鳴中、パートナー(スレーヴ)に行動を指示できるようになったのも画期的です。

馬場:
これは、ユーザーさんのアンケートにあった意見を取り入れたんですよ。
例えば前作の場合、エリーゼと共鳴している場合でも、一緒に敵を挟み撃ちして戦う事をある程度優先してましたが、
『TOX2』では「後方支援して」っていうふうに、挟み撃ちせずに後方で術技を使うなど、いろいろと指示ができるので、
より快適に遊べるはずです。


編:
ちなみに、アルヴィンやレイアなど前作のキャラは術技を覚えた状態で仲間に加わるんですか?

馬場:
ある程度は覚えていますが、そこらへんはゲームバランスを考えて設定しています。


編:
ヒロインのエルは戦闘に参加しないということですが、ファイティングチャットには登場しています。
これは、仲間に声援を送っていると解釈していいですか?

馬場:
はい。ちょっと離れた岩陰とかから「みんなガンバレー」って(笑)。けっこういろいろなセリフをしゃべりますよ。
なので、実際に攻撃をしたりはしないけど、一緒に戦っている感じはするんじゃないかな。


編:
では、戦闘終了後の掛け合いに参加したりも!?

馬場:
参加しますよ。ねぎらいの言葉を言ってくれるかもしれません(笑)。


編:
最後に『TOX2』にまつわるイベント情報について教えてください。
これからたくさんのイベントが予定されていますね。
直近だとコトブキヤ秋葉原館で行われる「テイルズ オブ 夏祭り」があります。

馬場:
「テイルズ オブ 夏祭り」には、立体のミラが登場する神社があります。
メガネをかけて見るとミラが立体に見えるんですけど、本当に“そこにいる”んです。
背後に回り込むとちゃんと背中も見れるという。


編:
それは話題になりそうですね!

馬場:
あの“そこにいる”感じを誌面で説明するのは難しいですよね。とにかく、実際に見て欲しいです。
今後、常設のアトラクションみたいになったらおもしろいですよね。